【2025年度版】育休・産休制度完全ガイド|安心して取得するためのポイント

2025.05.22

育休・産休は当たり前の権利、でも実態は?

「育休を取りたいけど、同僚に迷惑をかけそう…」
「男性だけど、育休を取っても大丈夫かな?」
「復帰後のキャリアが心配…」

これらは、育児休業(育休)や産前産後休業(産休)を検討する多くの方が抱える不安です。
法律で保障されている権利ではありますが、実際には取得しにくい職場環境や雰囲気が残っている企業がまだあることも事実です。

企業によって取得のしやすさや制度の充実度には大きな差があり、「制度はあっても取りづらい」という声も少なくありません。

育休・産休って何?基本から解説

これらの制度は法律で定められていますが、企業によって独自の拡充がなされていることも多く、取得のしやすさも会社によって大きく異なります。

産休・育休の取得方法と手続きの流れ

産休・育休を取得するには、一般的に以下のような流れで手続きを行います。

①上司・人事部への報告:妊娠がわかったら、まずは上司や人事部へ報告

②取得計画の相談:いつから休業するか、いつ復帰予定かを相談

③申請書類の提出:必要書類(医師の証明書など)を提出

④引き継ぎ準備:業務の引き継ぎ計画を立て、実施

⑤復帰前面談:復帰前に勤務条件などについて相談

多くの企業では、これらの手続きを支援する担当者がおり、安心して休業に入れるようサポートしています。

男性の育休取得はなぜ大切?

近年、男性の育休取得の重要性が高まっていますが、その理由には以下のようなものがあります。

・ パートナーの身体的・精神的な負担軽減
・ 父親としての育児スキルの向上と子どもとの絆形成
・ 共働き世帯の増加に伴う家事・育児の分担の必要性
・ 男女共同参画社会の実現

この数字からも、まだ多くの企業で男性の育休取得が一般的でないことがわかります。

産休・育休中の給与保障はどうなる?

出産手当金】
産前42日目(双子など多胎妊娠の場合は98日目)から、産後56日目まで、過去12ヵ月の給料(標準報酬月額)を基準とした日給の3分の2相当が支給

育児休業給付金】
育休開始から6カ月間は給与の67%、それ以降は50%が支給

ただし、これらは上限額があり、また手続きが必要です。
厚生労働省が発表している給付金についてのQ&Aを確認することをおすすめします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000158500.html

また、企業によっては独自の補助金制度を設けているところもありますので、もし詳細が不明な場合は、お勤め先の担当部署へ確認しましょう。

復帰後のキャリアへの影響は?

多くの方が産休・育休取得後のキャリアへの影響を懸念しています。
実際、以下のような不安を抱えている方は少なくありません。

・ 休業中のスキルの陳腐化
・ 復帰後のポジションの変化
・ 育児と仕事の両立の難しさ
・ 昇進・昇格への影響

これらの不安を解消するためには、会社の制度や風土が重要になります。

取得者の不利益な取扱いを許さない!CLINKSの育休・産休制度の取り組み

ここまで育休・産休の基本について解説してきましたが、実際の企業の事例として、CLINKS株式会社の取り組みをご紹介します。

■男女ともに100%の育休取得率を実現

詳細記事はこちら:https://www.clinks.jp/corp/news/1227/

また、CLINKS独自の制度として、育休については生まれた子どもが3歳に達する日まで延長が可能です。

■産後パパ育休の積極推進

CLINKSでは「産後パパ育休」(出生時育児休業)の取得も積極的に推進。

■テレワークの積極推進で育児と仕事の両立を支援

テレワーク推進企業のCLINKSは、コロナ禍以前からテレワークを実施しています。
フルリモートで勤務するパパ・ママ社員も多く、全体の在宅率も半数以上です。
育休・産休からの復帰後も、自宅で仕事と育児を柔軟に両立できる環境が整っています。

テレワークの取り組みについてはこちら:https://www.clinks.jp/corp/company/teleworkpromo/

■子の看護等休暇制度の整備

CLINKSでは、子育て中の社員を支援するため、子の看護休暇制度を以下のように整備しています。

このように、子育て中の社員が子どもの急な体調不良や学校行事にも柔軟に対応できる環境が整っています。

■充実の祝い金・制度

さらに、家族育児一時金・家族育児付加金・出産手当金といった各種補助金に加え、子ども一人あたりに支給される家族手当など、日々の暮らしを支える制度も整備しています(※支給には一定の条件あり)。

■手続きの明確化とサポート体制

また、育休取得経験者による相談窓口も常設しており、社員の不安や疑問に応えています。

■復帰支援プログラムの充実

・ 復帰前の面談で個別の働き方を相談
・ 段階的な業務復帰計画の策定
・ フレックス勤務や在宅勤務の活用
・ 育児短時間勤務制度の拡充(小学校3年生まで利用可能)
・ 育休終了後復職することを前提に復職月まで、毎月50,000円を最大6か月間支給

これらの施策により、育児と仕事の両立がしやすい環境が整えられています。

また、CLINKSでは、育児休業の申出や取得を理由に、不利益な取り扱いを行うことは一切ありません。妊娠・出産、育児休業に関するハラスメント行為も断固として許さないという姿勢を、社内に明確に示しています。
安心して働き続けられる職場づくりに、会社全体で取り組んでいます。

育休取得者の体験談

システムエンジニア(男性/勤続5年目)

「育休取得を職場に申し出た際、上司や同僚から非常に前向きな反応をいただきました。特に上司からは、「育休を取得することは会社にとっても良いことだ」と励ましの言葉をいただき、同僚からも「育児を頑張って!」と応援のメッセージをいただきました。こうした周囲からの温かい反応を受け、安心して育休に入ることができました。職場全体で育休取得を応援してくれる文化があることに感謝しています。」

引用:【パパ日記】小さな変化を間近で見守れる時間がとても貴重だと感じます

ネットワーク運用・保守(女性/勤続4年目)

「上長もお子様のいる方で、産休・育休にとても理解がありました。業務に関しては私の希望を丁寧に聞き取る時間を設けてくださり、また、引き継ぎ期間を十分に確保できるよう、上司の方に掛け合って調整してくださいました。チームの皆さんも体調を気遣ってくださり、上長をはじめ、メンバーの方々の温かいご配慮のおかげで、安心して業務を終えることができました。今でも心から感謝しています。」

引用:【ママ日記】一瞬のシャッターチャンスを逃しまくります

▼「パパ・ママ日記」で、もっと育休・産休取得者の体験談を見る
https://www.clinks.jp/corp/column-cat/papamama/

▼「パパ・ママ日記」とは?
https://www.clinks.jp/corp/column/845/

外部からの評価

CLINKSの取り組みは外部からも高く評価されており、2023年には「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」の最高段階である三つ星認証を取得。また「イクメン推進企業」としても認定されています。

2025年には、東京都中央区内の企業を対象とする、ワーク・ライフ・バランス推進企業にも選ばれています。

「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」詳細記事:
https://www.clinks.jp/corp/news/286/
「中央区ワーク・ライフ・バランス推進企業」詳細記事:
https://www.clinks.jp/corp/news/3926/

育休・産休を取得する際のポイント

育休・産休を検討している方へ、スムーズに取得するためのポイントをまとめました。

まとめ:理想的な育休・産休制度を持つ企業を選ぶことの重要性

育休・産休制度は法律で定められたものですが、制度の充実度や取得のしやすさは企業によって大きく異なります。安定の育休取得率があり、復帰後も働きやすい環境を整えている企業に在籍することで、安心してキャリアを継続することができます。

育児と仕事の両立を考える方は、就職・転職の際に育休・産休制度の充実度もぜひチェックしてみてください。

CLINKSでキャリアを築きませんか?

ワーク・ライフ・バランスを重視しながら、未経験からエンジニアとしてのスキルアップを目指す方にとって、最適な環境を提供します。

詳しい採用情報は、CLINKS株式会社の採用ページをご覧ください。
あなたのご応募をお待ちしています!

採用ページ

▼中途採用ページ(エンジニア未経験も積極採用中)
https://www.clinks.jp/recruit/recruit/job01.html

▼在宅ITエンジニア採用ページ(エンジニア経験者向け)
https://zaitaku-engineer.clinks.jp/

▼新卒採用ページ
https://www.clinks.jp/recruit/recruit/job02.html

広報部
ぴちもも
2019年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にサイト運用やコラム記事の執筆を担当。

CLINKSの福利厚生・社内制度
CLINKSが提供する福利厚生や、取り組みについて記事で詳しくご紹介しています。

CLINKSのテレワーク実態と取り組み
テレワーク推進企業のCLINKSの取り組みをご紹介しています。

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