【社内表彰】年間最優秀MVI賞|「先読み」を意識して業務に取り組んでいます

こんにちは、広報部のぴちももです!
活躍しているCLINKS社員にスポットライトを当てるインタビュー企画「MVP受賞者インタビュー」。
今回は、年間で最も多く社内表彰を受賞した社員に贈られる「年間最優秀MVI賞」を受賞したK.F.さんの【仕事ができるヒミツ】に迫りました。
異業種からIT業界に未経験エンジニアとして飛び込んだというK.Fさん。
「新人時代は覚えることが多く、苦労することもたくさんありましたが、今では自分自身の成長を実感しています」と語ります。
その背景には、どのような努力があったのでしょうか。
インタビューでは、受賞時の感想や日々の業務で意識していること、さらにエンジニアを目指したきっかけなどをお伺いしました。
また、K.F.さんの経験をもとに「入社前にしておくと良いこと」もご紹介いただきましたので、ぜひ最後までお読みください。

【受賞理由】
常駐先において、日々の些細な変化を見逃すことなく、インシデント対応や定期作業等について多数の改善案を継続的に提案・実践してきました。
その結果、オペレーションミスの未然防止や業務効率の向上など、様々な改善を実現。
この積極的な姿勢と実績が、常駐先メンバーやプロパー社員から高く評価され、オペレーター賞の受賞につながりました。
――――はじめに簡単な自己紹介をお願いします。お名前・所属・趣味や好きなことなど教えてください
2019年4月に入社しました K.F と申します。
趣味は筋トレです。コロナ禍前はジムに通っていましたが、感染リスクを考慮し、現在は自宅でトレーニングを行っています。
主な業務内容はシステムとネットワークの運用監視です。
社内には複数の運用チームがあり、それぞれ異なる役割を担っています。
例えば、システムの安定稼働を維持するための運用業務や、新規案件における運用設計・開発部門との調整を行うチームがあります。
私のチームでは、主にシステム障害発生時の対応を担当しています。
――――年間最優秀MVI賞に選ばれた時に感じたことや、素直な感想を教えてください
2020年度は月間MVIを複数回受賞していたため、「何かしらの賞には選ばれるかもしれない」という期待を密かに持っていました(笑)
しかし、MVP受賞者発表の際、他の受賞者の実績を聞くにつれ、皆さんの素晴らしい功績と比べて「自分は選ばれないかもしれない」と思うようになりました。
そのため、自分の名前が呼ばれた時は本当に驚きました。このように評価していただけたことを大変嬉しく思います!
――――普段どんなことを意識して業務を行っていますか?エピソードと合わせて教えてください
私は日頃から「先読み」を意識して業務に取り組んでいます。
私たちの部署は、システム障害発生時の対応を主な業務としているため、迅速な対応が求められます。そのため、障害対応以外の業務はなるべく早めに終わらせるよう心がけ、緊急時にすぐ対応できる体制を整えています。
具体的には、障害対応手順の日常的な確認や必要な情報の事前収集を行い、さまざまな障害に対応できる体制づくりに努めています。
入社して間もない頃、チーム内でミスが頻発し、私自身もミスを重ねる時期がありました。
この経験から、ミスや障害を未然に防ぐため、起こりうる問題を予測しながら行動することを心がけています。
――――K.Fさんは、エンジニア未経験で入社したそうですが、前職ではどのような仕事をしていましたか?また、エンジニアを目指したきっかけを教えてください
前職は学校の用務員として勤務していました。
転職を考えた際、将来を見据えて手に職をつけたいと考えていました。
また、今後の時代においてはITスキルが不可欠になると感じていたため、パソコンやネットワークの知識を身につける必要性を強く意識していました。
しかし、具体的な学習方法が分からなかったため、まずはIT業界に飛び込んで実践的に学ぼうと決意しました。そこで、未経験者を採用している企業を探し始めました(笑)
CLINKSは充実した研修制度を備え、エンジニア未経験者も積極的に採用していたことから、大きな魅力を感じ、入社を決意しました。
―――エンジニア未経験からエンジニアを経験してなにか感じたことなどありますか?また、入社前にしておけばよかったと感じることやアドバイスなどはありますか?
IT業界の知識がないまま入社したため、新人時代は研修や業務で出てくる専門用語の習得に大変苦労しました。
しかし、現場での経験を重ねるうちに徐々に慣れていき、今では落ち着いて業務をこなせるようになり、自身の成長を実感しています。
この経験から、入社前にある程度ITの基礎知識を身につけておくことをお勧めします(笑)
また、コミュニケーションスキルの重要性も強く感じています。現場では、一つの言葉の使い方を間違えただけでトラブルになりかねません。
入社前に適切な伝え方や言葉遣いを学んでおけば、より円滑に業務を進められたのではないかと振り返っています。
―――普段の業務の一日の仕事の流れをタイムラインで教えてください

私は交代制勤務で、日勤(8時〜20時)と夜勤(20時〜翌8時)を担当しています。
業務内容はどちらもほぼ同じですが、ここでは日勤のタイムラインをご紹介します。
午前中は当日の対応内容の確認を行い、午後からは各種作業に専念する流れとなっています。
「生活リズムは大丈夫なの?」とよく質問を受けますが、シフトは”夜勤→休み→日勤”というサイクルで組まれており、身体への負担に配慮されています。
このため生活リズムも管理しやすく、個人的にはとても働きやすい環境だと感じています。
―――主にどんな障害対応を行っていますか?
障害が発生すると、まずエラーメッセージが通知されます。その後、以下の流れで対応を行います。
まず、エラーの内容を確認して問題の切り分けを行います。
軽微な問題であれば、その場で対応を完了させます。
一方、重大な問題の場合は、インシデントとして記録し、チーム内で障害対応を実施します。
必要に応じて開発部門やベンダーへ調査を依頼し、解決を図ります。
―――受賞理由に「日々の些細な変化を見逃さず、インシデント対応や定期作業等について多数の改善案を継続的に提案・実践を行った」とありますが、どのような改善案を提案していましたか?
当部署には5〜6人規模のチームが複数あり、私は各メンバーが円滑に業務を遂行できる環境づくりを目指していました。
特に私のチームでは、過去に障害発生時の想定外の事態により対応が滞ることがありました。
この経験から、チームでスムーズに障害対応ができる仕組みの必要性を感じ、作業プロセスの改善提案に取り組み始めました。
具体的には、チーム全体の状況を常に把握することを心がけ、以下のような改善を進めてきました。
・ミス防止のための仕組みづくり
・インシデント対応の効率化
・定期作業の負担軽減
これらの取り組みによってミスを大幅に削減することができ、その成果が今回の評価につながったのではないかと考えています。
―――最後に、今後、挑戦したい仕事やポジションなどありましたら理由も合わせて教えてください
現在はシステムとネットワークの運用監視業務を担当していますが、将来的には開発や構築など、新しい分野にも挑戦していきたいと考えています。
また、現在の運用業務を通じて得られる経験を活かしながら、自身の可能性を広げ、新たな興味や目標を見出していければと思います。
―――本日は、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

【西日本事業部 課長 S.Yさんより】
まずは栄誉ある年間最優秀MVI賞の受賞、誠におめでとうございます。
本人も認識されているかと思いますが、今回の受賞は個人の力だけでは成し得なかったものと考えています。常駐先での失敗や叱責を経験しながらも、日々チームメンバーと共に気づきや改善に積極的かつ継続的に取り組んできた成果が実を結んだのだと思います。
現在では、自社だけでなく他社のメンバーからも信頼される存在となり、大変頼もしく感じています。周囲のメンバーへの感謝の気持ちを忘れることなく、今後のさらなる活躍を期待しています。
今回、2020年度 年間最優秀MVI賞を受賞されたK.Fさんに、受賞時の感想や日頃の業務で意識されていること、エンジニアを目指されたきっかけなどについてお話を伺いました。
K.Fさんが「普段の業務で意識していること」として語られた内容からは、広い視野を持ち、先を見据えてチームの最善策を導き出す姿勢が伝わってきました。
日頃の努力と高いサポート力は、私自身の業務においても大変参考になりました。
また、「入社前にITの知識とコミュニケーションスキルを身につけておくことが望ましい」というアドバイスは、新社会人やIT業界への転職を目指す方々にとって、貴重な指針となることでしょう。
表彰制度の詳細については、採用サイトのページ下部にてご確認いただけます。
それでは、次回のインタビューでまたお会いしましょう!
この記事の執筆者

ぴちもも
2019年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にサイト運用やコラム記事の執筆を担当。
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