【社内表彰】MVI最多エントリー賞|第三者からの評価を含めることで、より具体的にアピールできました

こんにちは、広報部のぴちももです。
MVP受賞者の【仕事ができるヒミツ】に迫る「MVP受賞者インタビュー」
今回は「MVI最多エントリー賞」を受賞した映像クリエイターにお話を伺いました。
エンジニアの在籍数が多いCLINKSですが、Webデザインや映像制作を担当するクリエイターも多数在籍しています。そこで今回は、入社後、持ち前のクリエイティブ力を活かし、現在は映像クリエイターとして活躍するS.Wさんにインタビューを実施しました。
S.Wさんは最もMVIにエントリー・受賞した社員に贈られる「MVI最多エントリー賞」を受賞。受賞時の感想や日頃の業務で意識していることについて詳しくお話いただきましたので、ぜひ最後までご覧ください。

【受賞理由】
日々のスキルアップへの取り組みと、自身および案件ごとの課題分析に基づく的確な行動により、1年を通して高品質な成果物を提供し続けました。
その結果、毎月「いいね事例」として取り上げられ、お客様からも高い評価を獲得。これらの実績が評価され、担当業務の範囲拡大にもつながりました。
――――はじめに簡単な自己紹介をお願いします。お名前・所属・趣味や好きなことなど教えてください
2016年7月に入社したS.Wと申します。アプリケーションとシステム開発を行う事業部に所属しています。趣味は映画鑑賞、ゲーム、アウトドア活動(キャンプや登山)です。
当社では珍しいケースですが、入社直後から企業の映像制作チームへ常駐し、主に映像の制作・編集業務を担当しています。現在は基本的にテレワークで業務を行い、撮影やナレーション収録時のみ常駐先へ出社しています。
――――実際にどんな映像を制作していますか?また、現在所属しているチームの構成を教えてください
主に企業の公式YouTubeチャンネルに掲載するサービス訴求映像の制作を担当しています。その他、店舗紹介映像やWeb掲載用コンテンツの制作も行っています。現在の常駐先企業は新規サービスの展開が多いため、それらの紹介映像制作が中心となっています。
チーム構成については、静止画を担当するデザインチーム(10名以上)と映像チーム(5名)に分かれています。映像チームは、営業兼映像監督を務めるチームリーダーの下、私を含む複数社からの常駐メンバー(カメラマン、デザイナー)で構成されています。
――――MVI最多エントリー賞に選ばれた時に感じたことや、素直な感想を教えてください
とても驚きました(笑)
まさか私が選ばれるとは思っていませんでした。
当社はエンジニア職が多数を占めており、映像制作という職種は比較的特殊な部類だと認識していました。そのため、MVP表彰は自分とは無関係のものと考え、発表を見ていました。このように評価していただけたことを、大変嬉しく思います。
――――普段どんなことを意識して業務を行っていますか?エピソードと合わせて教えてください
最も意識しているのは、映像制作における徹底的なチェック体制です。特にサービス訴求映像では、金額や訴求内容に誤字脱字があってはならないため、以下の点を細かく確認しています。
・文字校正
・適切な日本語表現
・漢字使用の是非(漢字表記かひらがな表記か)
品質管理として、まず自身で複数回チェックを行い、その後チームメンバーによる確認、最終的にチームリーダーのプレビュー確認を経てからクライアントへ納品しています。
また、テレワーク環境下では、クライアントやチームメンバーとのコミュニケーションが主にメールとなっています。そのため、文面だけでは意図が伝わりにくいと判断した場合は、すぐに電話で確認を取るようにしています。
例えば、「文字を大きくしてほしい」という修正依頼であっても、サイズ感は人によって解釈が異なります。そういった細かいニュアンスは、電話で直接確認することで認識のずれを防いでいます。
――――「ミスをしないようにする」ために、ツールの使用やチェックシートを作成したりなど、工夫していることはありますか?
とにかく「見る」ということを徹底しています(笑)
特別なツールは使用せず、動画を何度も繰り返し確認することを心がけています。
主な確認作業として、映像の複数回のチェックを行い、さらに公式サイトの内容と映像内の訴求文言を照合しています。
また、「記者ハンドブック」を用いた日本語表現の確認も欠かさず行っています。
特に「記者ハンドブック」は、テレビ番組や公の場で使用される日本語の基準となるルールブックです。
これを参考に、正しい日本語表現であるかを確認してから映像に反映させるようにしています。
――――S.Wさんと同じような業務に携わるCLINKSの社員はいますか? また、今の業務に携わるようになった経緯をお聞きしたいです
当社において、同じような映像制作業務を担当している社員は、現在のところ他にはいないと認識しています。
私は当社にエンジニア志望で中途入社しましたが、学生時代に映像制作を学んでおり、過去にも映像関連の実務経験がありました。この経歴を知った事業部の上司から「映像制作者を探している案件がある」と今の常駐先を紹介され、映像クリエイターとして従事することになりました。
――――前職は現在と同じような映像制作だったのですか?また、入社時はエンジニア志望だったとのことですが、CLINKSに応募しようと思ったきっかけを教えてください
前職では映像制作ではなく、イベント会場でのディスプレイ設置や設定業務を担当していました。映像制作は当時、趣味として取り組んでいた程度でした。
当社への応募のきっかけは、映像配信への強い関心です。当時、当社が映像配信やスポーツ配信を手がけていたことを知り、その分野に携わりたいと考えて入社を決意しました。
通常、エンジニア未経験者は1か月間の研修を受けるところ、私の場合は上司からの紹介もあり、1週間ほどの研修後にすぐ現在の常駐先へ配属されました。結果的にエンジニアではない道に進みましたが、映像制作という本来の興味分野で仕事ができることに、大変感謝しています(笑)
――――普段の業務の一日の仕事の流れをタイムラインで教えてください

映像素材の撮影やナレーション収録が必要な際は異なる業務形態となりますが、通常の一日の流れをご紹介します。
午前中は制作メンバーとのWebミーティングを行い、具体的な進行方法を決定します。クライアントから共有された台本・絵コンテの内容を確認し、チームメンバー間で映像制作における役割分担を行った後、制作作業に入ります。
現在はテレワークが中心となっているため、集中力が低下した際はコーヒーブレイクを取るなど、適度な気分転換を心がけています。
――――S.WさんがMVI最多エントリー賞を受賞された理由の一つとして『日々スキルアップに努め、自身や案件ごとの課題分析、それに対する行動が1年通してできていた』とありますが、具体的にどういったことを継続的に行いましたか?
私にとって、現在の常駐先での業務が映像制作を仕事として本格的に携わる最初の機会でした。
映像制作には一定の制作ルールは存在しますが、明確な「正解」はないと考えています。クライアントの要望にいかに応えるか、より良い作品をどう作り上げるかという感覚的な部分が重要になりますが、業務開始当初は、その感覚を持ち合わせていませんでした。
そこで、感覚を養うための取り組みとして、日常的に目にする様々な映像コンテンツを制作者の視点で観察するようにしました。映画やゲーム、電車内の広告映像など、印象的な演出や効果的なアニメーションを見つけた際は、その制作手法を分析し、実際に自分で再現する練習を重ねました。
このような継続的な実践により、表現の引き出しが増え、制作者としての感覚も徐々に養われ、結果的に自身のスキルアップにつながりました。
――――毎月”いいね事例”を書く時に気を付けていたこと・意識したことなどありましたら教えてください
私が制作した映像に対するクライアントからのフィードバックを、意識的に”いいね事例”に記載するようにしていました。第三者からの評価を含めることで、自身の取り組みをより具体的にアピールすることができ、それが今回のMVI最多エントリー賞受賞につながったのではないかと考えています。
――――S.Wさんが映像を学んだのは独学ですか?また、映像制作をしようと思ったきっかけを教えてください
映像制作の基礎は大学で学びました。芸術系大学のメディア学科に在籍し、授業を通じて映像編集ソフトの基本的な操作方法を習得しました。そこから先の技術は、独学で身につけていきました。
映像制作への興味は、大学での一つの出来事がきっかけとなっています。CM制作の課題でディレクターを任されたのですが、その際に制作した映像が高い評価を得られたことで、この分野への関心が深まりました。
――――テレワーク中にチームメンバーとのコミュニケーションを円滑に行うために気を付けていることは、ありますか?
チームメンバーとは、業務に直接関係のない話題でも積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。
「今日のランチは何を食べたか」「今どんな作業をしているか」といった日常的な会話を定期的に交わすことで、業務上の些細な相談もしやすい関係性づくりを意識しています。
――――最後に、今後、挑戦したい仕事やポジションなどありましたら理由も合わせて教えてください
これまで独学で映像制作を学び、編集ソフトの操作スキルは一通り習得できました。今後は、より効果的な演出技法の習得に挑戦していきたいと考えています。
まだ発展途上の身ではありますが、さらなるスキルアップを重ね、クライアントの期待を超える映像制作ができるよう、継続的に努力を重ねていきたいと思います。
―――本日は、お忙しい中インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

【システム開発事業部 次長 S.Hさんより】
日々スキルアップに努め、自身や担当案件における課題分析と、それに対する具体的な行動を年間を通して実践していました。その結果、継続的にクオリティの高い成果物と実績を残し、「いいね事例」として毎月取り上げられるなど、社員の模範となる活躍を見せていました。
また、高い顧客評価を獲得し続け、業務範囲の拡大にも繋がるなど、素晴らしい成果を上げられました。おめでとうございます。
今回、2020年度MVI最多エントリー賞を受賞されたS.Wさんに、受賞時の感想や日頃の業務で意識されていること、映像制作に関する様々なお話を伺いました。いかがでしたでしょうか?
私自身、「映像クリエイター」として業務に携わる方からお話を伺う機会は少ないため、普段あまり触れることのない業界の話を聞けて、大変勉強になりました。デザインに対する理解を継続的に深め、クライアントが求めるアウトプットを実現し、MVP表彰されるほどに活躍されているのは、本当に素晴らしいことだと感じました。
表彰制度の詳細については、採用サイトのページ下部にてご確認いただけます。
それでは、また次回お会いしましょう!
この記事の執筆者

ぴちもも
2019年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にサイト運用やコラム記事の執筆を担当。
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