AWSソリューションアーキテクトアソシエイツ完全ガイド:キャリア・年収アップを実現する資格戦略

こんにちは、広報部のりんちゃんです。
企業のDX推進が加速し、クラウド技術の導入が当たり前となった現在、クラウドスキルを持つエンジニアの需要が急速に高まっています。しかし、「クラウドって複雑で難しそう…」「何から勉強を始めればいいのかわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな中、クラウドエンジニアとしての実力を証明する「AWSソリューションアーキテクトアソシエイツ」資格が、キャリアアップを目指すエンジニアから高い注目を集めています。
本記事では、IT未経験から見事この資格に合格した伊藤さんの体験談をもとに、試験の難易度や効果的な勉強方法、実際の受験体験などを詳しくご紹介します。

AWSソリューションアーキテクトアソシエイツ(SAA-C03)は、Amazon Web Servicesが提供するアソシエイトレベルの認定資格です。この資格は、AWSクラウド上でのシステム設計・構築に関する中級レベルの技術力を証明します。
対象となる人材
・1年以上のAWS実務経験を持つエンジニア
・クラウドアーキテクトを目指すインフラエンジニア
・システム設計に携わるソリューションアーキテクト
AWSエコシステムにおける位置づけ
基礎レベルのクラウドプラクティショナーと上位のプロフェッショナルレベルの中間に位置し、実務で即戦力となる技術力を問う重要な資格です。AWS認定資格の中でも特に人気が高く、転職市場でも高く評価されています。
AWSソリューションアーキテクトアソシエイツ公式サイトはこちら
① 転職・年収アップの強力な武器
AWS認定資格保持者の平均年収は、非保持者と比べて明確に高い傾向にあります。特にクラウドエンジニア不足が深刻な現在、SAA資格は転職活動で大きなアドバンテージとなり、より良い条件での転職が期待できます。
②企業からの信頼獲得
AWSの幅広いサービスに関する体系的な知識を証明できるため、社内外での技術的信頼性が向上します。プロジェクトでの発言力が増し、重要な設計業務を任される機会も増加します。
③最新技術の継続学習
資格の有効期限が3年間に設定されているため、常に最新のAWSサービスや技術トレンドをキャッチアップする必要があります。これにより、急速に進化するクラウド技術に遅れることなく、エンジニアとしての市場価値を維持できます。
一般的な難易度評価
SAAの難易度は、国家資格で例えるとITパスポート試験と基本情報技術者試験の中間程度とされています。AWS未経験者には挑戦的ですが、適切な勉強時間を確保すれば十分合格可能なレベルです。
合格率データ
AWSは合格率を公式発表していませんが、業界関係者の分析では合格率50%前後と推定されています。これは他のIT資格と比較して標準的な水準で、しっかりとした準備をすれば合格は十分に狙えます。
勉強時間の目安
・AWS経験者:30~50時間
・IT経験者(AWS未経験者):60~120時間
・業界未経験者:100時間以上
試験概要
・試験時間:130分
・問題数:65問(選択式・複数選択式)
・合格点:720点(1000点満点)
・受験料:150USD(約22,000円※2025年9月現在)
・試験日:通年実施(Pearson VUE テストセンターまたはオンライン監督付き試験)
主要出題分野
・セキュアなアーキテクチャの設計(30%)
・弾力性に優れたアーキテクチャの設計(26%)
・高パフォーマンスなアーキテクチャの設計(24%)
・コストを最適化したアーキテクチャの設計(20%)
問題の特徴
実際のビジネスシーンを想定したシナリオベースの問題が中心で、単純な暗記ではなく、AWSサービスを適切に組み合わせた設計力が問われます。公式練習問題で出題形式に慣れることが重要です。
CLINKSの新卒研修で未経験からSAA合格を果たした伊藤さんにお話を伺いました!

特に効果的だったのはアウトプットの時間ですね。研修では毎日口頭試問があって、学んだ内容を声に出して説明するんですが、これが本当に頭に残るんです!一人で勉強する方も、覚えたことを誰かに説明するつもりで声に出してみると良いと思います。
あと、ひたすら問題を解くことも重要でした。AWSの問題は本当に長文なので、長文に慣れるという意味でも問題をたくさん解いた方がいいです。わからなくても解説をしっかり読んで理解すれば、だんだん傾向が掴めてきます。
CLINKSの独自教材とCL-learningのおかげで、体系的に学べたのが大きかったなと思います。
独学する方へCLINKS研修講師からのアドバイス
自力学習では、「インプット」と「アウトプット」、つまり広い知識の学習の方法と、学習した結果を問題演習すること、の両方が必要です。
- ①AWS基礎固め
主要サービス(EC2, S3等)の概要、料金、ユースケースを理解します。1ランク下の試験であるAWS Cloud Practitioner教材で基礎知識を習得するのもいいでしょう。 - ②試験対策
公式サンプル問題や模擬試験で出題傾向を把握。UdemyやPing-tなどのサイトで対策コースを受講し、問題演習を行いましょう。弱点が見つかったら、その部分を参考書や、以下のハンズオンなどで確認しましょう。 - ③ハンズオン
Free Tier(無料枠)でAWS環境を構築・運用してみるのも理解の助けになります。公式ドキュメントを参考に様々なサービスを試す。アーキテクチャ設計の練習問題にも挑戦してみましょう。

当日は130分で65問だったんですが、私は解くのが早い方で1時間以上余りました。問題は4択が主で複数選択もありました。研修で受けたCL-learningから結構出てたので、『あ、これ見たことある!』という問題が多くて落ち着いてできました。
当日の夜8時頃には結果が送られてきて、無事合格していました。結果が早く出るのは助かりますね。
この資格を取って良かったのは、AWS以外でも使える基礎知識が身についたことです。サーバー運用で気をつけることとか、その後に受けた別の資格でもAWSで学んだ内容が出てきて、すごく役立っています。
教育・育成事業にも力を入れるIT企業のCLINKS株式会社では、社員の成長を応援するため、資格取得を推奨しており、以下の制度やツールを用意しています。
資格取得奨励プロジェクト(資格取得奨励PJ)
・受験資格に関する情報共有、ノウハウの発信、対策などを展開
・資格の重要度・難易度に応じてポイント化し、社員の資格取得状況をランキング化
・年間ランキング上位入賞者は会社で表彰され、褒賞金も支給
CL-learning
・CLINKS独自のeラーニングサポートツール
・推奨資格試験の講座学習や模擬試験を受験可能
また、資格取得費用については、合格した場合は全額会社負担となります。業務に活かせる資格であれば、不合格の場合でも費用サポートを受けられる可能性があります。
CLINKSでは、エンジニア未経験の積極採用を行っています。
これから資格取得をしたい、新たなスキルを身に付けたい方に最適な環境を整えています。
より詳しい情報は、CLINKS採用サイトをご覧ください。

この記事の執筆者

りんちゃん
2022年にCLINKS株式会社へ入社。
広報部では、主にプレスリリースやSNS運用を担当。
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